近くを見て、遠くも見る
2019年05月04日 19:48
名北支部予選を1位で通過したチームは、来る県総体に向けて強化練習に励んでいます。
「木を見て森を見ず」という言葉があります。近くの物を見すぎると、全体が見えなくなるという喩えです。確かに、何か一つのことに熱中しすぎると周りが見えにくくなります。一方で少し離れて客観的に全体を見ると、見えなかったものが見えるようになります。チームスポーツも同じです。目先の結果だけにとらわれると、見えなくなってしまうものが生まれる。零れ落ちるものがある。だから、常に冷静に客観的に見直す視線が必要になる。このバランスが取れるとどんな環境でも最高の力が発揮できるように思います。
今、チームは県総体に向けて上昇気流に乗りつつあります。一戦一戦で結果を出すことにこだわるのは当然のことですが、同時にチーム全体の力をも積み上げられるようにしてほしい。近くを見ながら、遠くも見つめること。これが県総体に向けて必要な視点であるように思われます。