自分の垣根を超える
2021年10月15日 20:40
新人戦名北予選を控え、チームは向上を目指して練習に打ち込んでいます。
ウィズコロナ時代と呼ばれるようになった今、コミュニケーションの在り方が激変し始めています。オンラインの授業・課題をはじめ、直接人が合わなくても出来ることがコロナ禍の中で劇的に増えました。一方、ハンドボールのような集団スポーツはオンラインだけでは技術の向上は非常に難しく、やはり対面でのコミュニケーションが重要となります。チームメイト同士の考え方のすり合わせやスタッフとの意思疎通は、直接の言葉の交換が欠かせません。コロナ禍の今、「効率的で質の高い練習」が求められています。だからこそ、要所で意見を的確に交わす力が今まで以上に求められているように思います。
コロナ感染から身を守ることは当然のことです。しかし、そのことが逆に自分の中の垣根となって、ディスコミュニケーション状態となっては元も子もありません。哲学者アリストテレスは「垣根は相手が作っているのではなく、自分が作っている」と言いました。今こそ、自分たちの垣根を越え、互いの力を存分に引き出すための対話力と発信力を磨いてほしいと思います。それは、必ず社会に出たときにも役立つと信じます。
【自分の垣根を越えろ!】 ※換気・消毒等の対策をしたうえで練習しています。