人生は登山に似ている

2016年11月07日 20:23

春の全国高校選抜大会につながる愛知県新人大会の支部予選が間近に迫ってきました。

チームは練習試合や遠征を行って試合感覚の維持に努めています。

中にはかなりタイトなスケジュールの日もありましたが、部員たちは弱音を吐かず頑張りぬいています。


この頑張りは、登山でいうザイル(ロープ)に似ています。登山はザイルが命綱です。登山家はどんな条件の山であっても、必ずザイルを持っていくといいます。

固い岩肌にしっかりと杭を打ち込み、そこにザイルをつないで、登ります。

どんな急斜面や岩肌でも、ザイルがつながっていれば、歯を食いしばって登りきることができます。


チームは急斜面をじわじわと登り始めました。

自分たちが今何合目あたりを登っているのか、その実感はまだまだ得られないかもしれません。

「頑張り」というザイルがなかったら、これから待ち受ける斜面を登っていくことはできません。

人生はよく、登山にたとえられます。急な上り坂、下り坂、平坦な道、いばらの道・・・。

どんな坂道でも、ザイルさえあれば、命はつながっています。

これから始まる選抜大会への道も、頑張りをザイルにして、一つでも上へ上へと、登っていってほしいと願っています。