「今」という瞬間を生きる
2021年05月04日 21:02
5月になりました。連休は県外への遠征等は自粛し、自分たちだけで力を蓄えています。
今月中旬から開かれる予定の県高校総体は3年生にとって、高校ハンドボールの正念場となる大会になります。新型コロナウイルスの影響もあり、不安な面や不透明な面もあります。しかし、いざというときに自分たちの力が一戦一戦で最大限発揮できることが大事になります。そして、支える2年生・1年生はいずれやってくる自分たちの代のことを見据えて練習に打ち込んでほしいと思います。
「一寸の光陰軽んずべからず」という語があります。この一瞬、今の瞬間は二度と帰ってこない。試合中、どんなに苦しい場面でも、一人一人がその瞬間をあきらめずにコートの中を駆けます。無駄にする時間はないのです。それは普段の練習や勉強でも同じです。今この瞬間になにができるか、なにをすべきか。それらを頭で考え、心で感じ、体で実践することが勝ち負けを超えた「心技体」の充実につながるように思います。そして、何より、こうした状況下であっても、チームでハンドボールができることの重み、応援してくれる人たちへの感謝を噛み締めて「今」という瞬間を生きてほしいと思います。
【その一瞬にかけろ!】